施設入居を迷われている方へ
自宅が一番?
・身内を施設に入れてしまうのはとても辛い。悪いことをしている。
・本人にとっては自宅が一番・・・
この思考は一部事実であり、また、一部事実ではありません。
一昔前の老人ホームはいわゆる”姥捨て山”でした。措置といい、入居が必要になった際に、自ら施設を選ぶこともできず国が指定したところへ入居する。入居者は国により自動で割り当てられるため、施設自体の競争力も育たず、職員のレベルも現代と比較にならないほど低く、山奥に立てられ、設備やサービスも今とは比較になりません。そんな中、施設にご両親を送り出す当時の人々は、それは心が痛んだことでしょう。
これからの高齢者施設
時代は流れ、介護保険も整備され、今の老人ホームはどうでしょうか。職員1人1人のレベル、建物設備、倫理観、介護技術自体の向上、様々な専門職の介護参入、また、そもそもこの高齢者社会では、こちらが施設を選ぶことができます。こういった状況下で、各施設は急速にレベルをグングンあげてきました。
施設への入居をプレゼントすることに、冒頭に挙げた後ろめたいお気持ち以外のデメリットはありません。(当然金銭的な負担はデメリットとなりえますが)
ご自宅が一番その方にとって居心地がいいのは疑いようもありません。従って、施設入居は必ずしもベストの選択ではないかもしれませんが、思っているほど悪い選択でもありません。
施設入居を迷われている方へ
自宅にいたら、認知症が進行してしまうかもしれない、身体機能がどんどん低下してしまうかもしれない、適切な栄養管理ができず病気にかかってしまうかもしれない。
施設に行けば、今よりたくさんのお友達ができるかもしれない、手助けが必要でできなかったことができるかもしれない、たくさんのアクティビティで趣味が増えるかもしれない、緊急時に施設スタッフが命を救ってくれるかもしれない。
施設入居は昔ほどひどい判断ではない、身内という素人のケアで生活の幅を狭めるよりも、プロに任せ、利用者も、その身内の方も、両者が心を休めることができる、そのように思っていただけるよう、責任を持って弊社スタッフは施設探しのお手伝いをいたします。
施設入居を検討されるに至ったあなたは、色々思い悩み、このページにたどり着いた事と思います。そんなあなたは、すでに私どもがこのページでお伝えするような思考を経て、遥か先にいらっしゃるのかもしれません。
もしそうであっても、そのお考えの裏付けとして、私どもの考えがあなたの大事な方にとって素敵な終の棲家を探す一助となることを願っています。