施設の選びのチェックポイント

失敗しない介護施設の選び方で、実際にどんな施設に入りたいか、大事な人に入ってもらう施設はどんなところが良いかの具体的な方針が決まったら、次はいよいよ見学施設の選定です。

 

 

 

施設決定に際して譲れないポイントは何かを明確に

医療・リハビリ・立地・料金等。条件を厳しくするほど当然選択肢は狭まりますが、譲れないポイントを明確にしておくことは施設を選ぶ際に大切なポイントです。

 

 

 

 

タイプの違う施設を見る

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、介護付き有料老人ホーム等の施設の種類や医療重視型、レクリエーション重視型等、いくつかのタイプの施設を見学するのも有効です。

 

 

 

見学時のポイント

見学をする時は、食事時やレクリエーション実施時間に合わせて見学予約をすることをお勧めします。

実際の活動風景を観ることでよりリアルな雰囲気を知ることができます。

 

見学チェックシートなどをもとに、優先したいポイントをあらかじめ絞って現地に赴く
記憶がしっかりしているうちに、頭に残ったことや実際にチェックしたポイントをまとめる
情報がまとまったらそれをもとに関係する親族の方と打ち合わせ

基本的なチェックポイント

接遇

1.最初の電話の対応である程度の接遇レベルがわかります。

介護業界は他のサービス業などと比べて、様々な部分が立ち遅れていると言われています。サービスが最たるものでしょう。

そのため、ホテルサービス並みの施設もあれば、措置時代のまま、「見てあげている」という態度で接してくる施設もあります。接遇のしっかりしている施設は電話対応や事務員の対応は、会社の受付のようにしっかりとしているものです。

 

 

 

 

2.見学時には職員さんに積極的に挨拶をしてみましょう。

教育がしっかりしている施設では明るく笑顔で答えてくれるでしょう。古い体制の施設では、挨拶をするにしても、下を向いて元気のない対応をする職員さんも多くいます。中にはしっかりと立ち止まってお辞儀をしながら挨拶をするような施設もありますが、そこまでのサービスを求めないまでも、最低限チェックべきポイントと言えるでしょう。

 

 

 

 

介護の質

正直なお話、1度や2度見学に行ったくらいでは、その施設の介護力はわかりません。ましてや専門知識を持たない方であればなおさらです。それでは介護の質については入ってみるまで分からないから仕方がない、となるのかというと判断材料はいくつかあります。ただ、これですべてがわかるわけではありませんので、やはり希望の施設では実際に体験入居などをしてみて判断するのがいいかもしれません。

 

 

1.寝たきりや認知症の方への対応を見る。

通常、利用者とスタッフが楽しそうに話をしているのを見て、ここは明るくていい施設だと思う方が多いようです。しかし、コミュニケーションに問題のない方とのやり取りはあまり参考になりません。難しいのは、コミュニケーションが取りづらい方とのやり取りです。そういった方々とのやり取りが雑だったり、明らかに仲のいい話好きな利用者への対応と比べて差がありすぎる場合は注意が必要です。

 

 

2.忙しい時間帯を見る。

忙しくない時間帯は気持ちに余裕があり、やさしい対応ができるものです。食事時の見学が望ましいのは、単純に食事の介助を見ることが目的ではありません。忙しい食事時の余裕がない時に、スタッフはどんな対応をしているかを見ることが目的です。

 

 

3.入居相談の際のスタッフ

入居相談の際、施設のスタッフではなく、本社の営業マンだけが対応する施設は注意が必要。中のことを一番知っているのは施設の職員です。施設の職員が同席するなどしていなくては、入居後に話が違う、なんてことになるかもしれません。また、施設長が窓口の場合は一見一番安心に思えるかもしれません。ただ、大きい運営会社の場合、本社から入居率について毎日指示を受けているのは現場責任者である施設長になるため、とりあえず入居してもらいたい一心で、なんでもかんでもいい返事をしてやはり後からこう言ったのに!とトラブルになるケースも多いです。一番いいのは介護支援専門員(ケアマネジャー)が対応、もしくは同席する施設です。一概には言えませんがケアマネジャーは利用者本位の資格のため、無責任に受け入れを行ったり、利用者に不利益となるようなケースにはしっかりとその旨を説明してくれることが多く、安心でしょう。

 

 

 

4.「老人ホーム見学時に気をつけること」には要注意!?

これは逆の意味での注意点になりますが、最近よく「老人ホーム見学時に気をつけること」のような雑誌やウェブサイトがありますが、そのまま信用するのは間違いです。たとえばどこの情報にも記載のある、「入居者様の表情のチェック」なども、たまたま見学時に見た方がみんな楽しそうな表情をしていたことに、それほど大きな意味はありません。そのような、いつもにこにこしている方々を見学時間に合わせてあらかじめ共用スペースに連れてきておくようなことも施設では行っております。会話の弾まない方は部屋に閉じ込めたままかもしれません。また、そのようないわゆる”手のかからない”方のみを受け入れていて、必ずしもスタッフとニコニコとお話のできない利用者の受け入れを断っているだけかもしれません。そうだった場合、入られるご自身や身内の方が、認知症になってしまったら退去を迫られることも考えられるのです。「老人ホームアドバイス」の見学チェックシートは、無駄なチェック項目に関してはしっかりと注意書きがあり、鵜呑みにすることはないと思います。ご相談ください。

 

見学チェックシートに関してはこちらから

 

 

医療サポート

医療サポートがしっかりしている施設(主に看護師24時間常駐やクリニック併設)は一般的に高額であることが多いです。利用者の状態は必ず手厚い医療サポートが必要でしょうか?今はある程度のことは条件付きで介護福祉士などの介護スタッフが医療行為の対応が可能です。日中の看護師配置のみで十分安心した暮らしが送れることがほとんどであるにもかかわらず、かたくなに医療重視を訴える方もいらっしゃいます。もう一度状態をみて、どこまでのサポートが必要かを明確にするべきでしょう。また、単にナース24時間常駐、クリニック併設といってもそれだけで医療が安心とも言えません。クリニックは夜勤医師はいるのか、専門外の診療科目の受診はどうなっているか、入院が必要な際はどうか、他の診療機関にかかっても構わないか、など細かいチェックが必要であることを意識しないといけません。

 

 

 

 

アクティビティ

リハビリテーションやレクリエーションの充実を条件に挙げる方も増えてきました。それにともない、これらを売りにする施設も多くなってきています。ここでも施設の言う売りを鵜呑みにせず、リハビリ特化型であれば、リハビリに当たるスタッフの所持資格、実施頻度、実施時間、内容、どんな方がリハビリに参加できるか、等のチェックや、レクリエーションに関してもやはり実施頻度や対象者について、内容、外出頻度など、実際に確認することが大事です。ただ、こういった内容は、見学に合わせてあらかじめ施設側で用意しておけるものです。普段はそこまで実施していないにもかかわらず、その時だけデモンストレーションのように、リハビリやレクリエーションを実施するような悪質な施設も中にはありますのでご注意を。

 

 

 

ご本人の意思

優先すべきは利用する本人の意思であることは言うまでもありません。入居後の親族間のトラブルは実際にかなり多いです。可能であるならば全員で施設見学を行い、全員で決めるくらいのスタンスのほうが円滑にすすめられるでしょう。また、一人で背負う重責を分散させ、キーパーソンである方の負担を減らすことも目的となります。

 

 

 

お電話でのご相談もお気軽に!
0120-1111-64
メールでのお問い合わせ
メールでのお問い合わせ
資料請求・見学リストに申込した施設
まとめて資料請求・見学(無料)