最新介護ニュースまとめ(2017年4月4日)
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介護福祉士合格者激減!?
介護の人材不足が社会問題となっている中、昨年度の「介護福祉士」の合格者数が例年よりも40パーセントほど減少していたことがわかりました。
介護福祉士とは、介護の資格では唯一の国家資格です。
前年と比べて合格者数は55,000人とのこと。
受験資格が厳しくなったことが大きく影響しているということです。
参考 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170403/k10010934751000.html
各市町村に設置された認知症の相談窓口って知ってますか?
認知症についての様々なサポートを行ってくれる、各市町村に設置されている「認知症初期集中支援チーム」をご存知ですか?
初期のアドバイスやサポートを主におこなってくれます。
ご両親が少し物忘れが多くなってきたとか、同じ話を何度かするようになった、など初期症状が見られたら相談してみましょう。
「認知症初期集中支援チーム」はそういった方のいる家庭に訪問し、状態確認や相談など、また、自立支援なども含め包括的な援助を行ってくれます。
利用するにはいくつかの要件がありますが、まずはご相談を。
参考 https://kaigo.suumo.jp/article/detail/2017/04/03/7641/
大麻は認知症の特効薬になりうる?
アメリカのソーク研究所によると、大麻は認知症やアルツハイマーの治療に効果があるということが発表されました。
ソーク研究所とはノーベル賞受賞者を何人も排出している研究所です。
認知症やアルツハイマーに関係しているアミロイドβたんぱく質という物質を取り除く効果があるとのことです。
何故効果があるとわかっているものの研究が進んでいないかというと、大麻自体が自然のものであるため薬品会社が特許を取れない(利益にならない)からではないかとのこと。
事実関係はどうあれ、日本での研究は非常に難しいと思われます。
昨年アメリカでは認知症、アルツハイマー病の介護費用に要したコストはおよそ26兆円だったとのことです。
参考 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170401-00015738-forbes-int