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たらい回しって何?たらい回しが起きる原因と対策について

2016.09.09
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たらい回しとはいったい何?

通常、特別養護老人ホーム(特養)の空きが出るまで、高齢者が複数の老人保健施設(老建)転々とし、次から次へと老建を探して入退居を繰り返す状態の事を言います。
老建だけではなく、一般病院や療養型の病院、短期入所生活介護などを転々とし、最後の時までいわゆる”終の棲家”を見つけることなく生涯を終える人も少なくありません。

 

 

たらい回しが起きる原因は?

様々な理由が複合的に絡み合って仕方なくこのような手段を取る方がほとんどですが、一番の原因はやはり、特養への入居が非常に困難な点でしょう。
金銭的に民間の有料ホームやサービス付き高齢者向け住宅への入居が難しい方はどうしても特養への入居しか選択肢がありません。状態によってはグループホームやケアハウス等も考えられますが、入居基準が厳しく通常は候補には上がりません。
しかし特養へは簡単には入居ができないという事がわかり、致し方なく、3か月ほどの期間しか入居することができない”老建”への入退居を転々と繰り返すことによって、特養の空きが出るのを待つことになります。
また、老建はリハビリ施設です。目的がリハビリによる在宅復帰と言うだけあり、本格的なリハビリテーションが受けられます。期間が過ぎても継続してリハビリを続けたいという方も今は多く、老建をいくつか周るようなケースもあります。
さらに現状の医療制度では、急性期等の一般病床では入院期間を制限し、短縮せざるを得ず、十分な治療が終了しないまま退院を迫られるケースも多く、その結果、家族が急きょ行き先(退院先)を探す羽目になり結果的にいくつかの病院をたらい回しにされる事もあります。

 

 

高齢者に与えるたらい回しの影響について

高齢者にとって、住居が短期間であちこち頻繁に変わることは心身ともに大きな負担となります。若い方でも、数カ月おきに引っ越しでは体と心が持たないのではないでしょうか。とくに認知症の症状がある方に関しては、混乱が非常に大きく症状を悪化させてしまう事も少なくなく、
注意が必要です。


たらい回しがなくなるためには今後、いくつかのハードルを越える必要があります。特養の増設、在宅復帰のための在宅サービスの充実、民間施設の低額化など。
各施設やサービスの明確な役割分担がなされ、不安のない高齢者の終の棲家の充実化に期待します。

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